IT系企業の仕事とは・文系編

執筆者:面接官 ブラボー富澤

意外と知らないIT企業の当たり前

文系学生がIT企業を受ける際に大事なこと

採用面接をしていて気付くことがあります。「文系の学生は就職先にIT企業を候補に入れていないケースが多い」ということです。IT企業は理系で学んだ人が進むところだと思っているのでしょうね。実際のところはどうか? 現在、IT業界の人口は100万人ほどといわれてますが、文理比率はおよそ半々のようです。つまり文系が十分活躍できる業界です。とはいってもIT系の知識がほとんどない人は、果たして自分が通用するのか不安でしょう。でも心配はいりません。多くのIT企業会社はきちんと導入研修を行います、研修期間が3ヶ月以上の会社を選べば安心でしょう。なおJISA統計では、IT企業の55%は3ヶ月以上の研修を実施しています。

今度は会社側の視点から見てみましょう。そもそもIT企業は文系の人材を欲しているか?これは一概には言えないのですが、会社の戦略や企業規模によって変わります。例えばベンチャーや小規模の会社であれば、常識的には社員育成の余裕はないので、入社後にすぐ手が動く理系人材が欲しいでしょう。一から教育を受けたい文系タイプには不向きかもしれない。逆にそういうところで苦労して揉まれたいという人には、貴重な修練の場としては悪くないかも。また、組み込み系分野が専門の企業もどちらかといえば不向き。比較的規模の大きい会社であれば、上流の仕事(企画や設計、マネジメント)の業務比率も多いので、コミュニケーション能力が高い文系人材は貴重になります。

IT系の仕事は、自社であれ顧客企業であれ、製品やサービスそして業務効率をより良くしていくことに対してITを使っていく仕事です。IT技術やツールを使って顧客の問題解決や満足度をあげていく仕事です。どうすれば効果的・効率的に実現できるか、そのやり方は様々です。相手とコミュニケーションをとりながら望ましいシステム(仕掛け)にしていく、そんな仕事です。高等技術を駆使するような場面は実際には少ないです。

 

文系はココが有利

ITの仕事は、「情報を集め、考えて検討し、書く」ことに尽きると言ってもいいかもしれません。一般的に文系は感性が豊かでコミュニケーションが得意といわれます。この点で考えれば、文系は優位かもしれません。また、文系ならではの幅広い知識や表現センスも仕事に活きる。
例えば上流設計の仕事では、クライアントが求める内容を、感覚的なものも含めて受けとめ、整理し、正しく文書化していく仕事がある。難解な技術用語に頼らず平易な表現で相手に伝えられる特性は、文系脳が持つ優位な点の一つではないでしょうか。こうした、わかりやすいコミュニケーションで仕事を進めていく力はIT業界には特に重要なのです。

 

プログラミングの知識は必要か?

結論から言えばNOです。入社後の教育期間がある会社であればそこで学べるので心配ありません。入社してから学んでも十分です。多くのIT企業では、業務に必要な知識や技術は入社後の研修やOJTで学べます。これは気休めで言っているのではなく、プログラム言語ぐらいはその気になればすぐできるようになりますし、そう信じてもらいたいのです。逆にそうした意気込みも好奇心もない人は、文系理系関係なく、この業界は難しいかもしれません。

 

 まとめ

・IT業界には文系出身の学生は多く、就職先の業界候補として問題なし。
・多くのIT企業は文系学生を必要としている。文系学生には技術力の成長のみならず、コミュニケーション力にも期待が高い。
・多くのIT企業は研修制度で初期の新人育成を図っている。
・とはいえ、やはり入社後は好奇心を持ち続けやる気を継続していく必要がある(これはどの業界でも同じだが)。



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リンク情報システム株式会社は、創業35年を超えるIT企業です。
取引先は大手企業、公共団体などで経営は安定しており、創業以来黒字経営を続けています。
その理由の1つとして多種多様な仕事があげられます。 システム開発、システム運用、そして字幕制作。
現状に留まらず常に最新の技術に挑戦し、様々な分野においてプロフェッショナルであるべく努力し続けています。


掲載日:2017/12/06

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